お金にも寿命があるの?!

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紙幣にも寿命があるんです

紙幣は日本銀行で発行され、金融機関を経由してわたしたちの手に届き巡り巡って再び日本銀行へと戻っていきます。

日本銀行といえば新紙幣発行のニュースで、お金について学校や会社の中で頻繁に話題に上がるようになったと思いますが、そんな紙幣にも寿命があることはご存知でしょうか?

 

「一万円札」は、

平均寿命は3年~5年程度。

「五千円札」「千円札」は釣銭として使用の頻度が高いことから、

平均寿命は1年~2年程度といわれています

 

つまり、日本銀行で現在発行されている紙幣たちは新紙幣発行から5年以内にほとんどが姿を消してしまうのです。

 

 

古くなった紙幣はどうなるの?

それでは古くなった紙幣はどうなってしまうのでしょうか?

日本銀行では戻ってきた紙幣たちを銀行券自動監査機というものに通して、汚れや損傷具合をチェックして、再び流通できる状態にあるかを日々チェックしています。

このチェックで不可と判断された場合は、細かく裁断され破棄されていきます。

 

裁断された一部の紙幣はトイレットぺーパーなどにリサイクルされ、リサイクルのできない裁断屑は焼却施設において焼却処分されることとなります。

 

もしかしたらあなたの今お尻を拭いている再生紙トイレットペーパーは紙幣からできているかもしれませんね。